岐阜県郡上市で大工をされているカネサダ番匠の兼定さん。
木を大切に扱う大工でありながら、くむんだー郡上の代表として、未来のために大切な”木育”に力を注がれています。
白鳥林工もご一緒させていただき、長くお世話になっています。
今回の広葉樹MIXパネル。
木材の仕入れから活用までのエピソードをご紹介させていただきます。
兼定さんの熱い熱い想いはブログ下部に掲載しています。
ぜひ多くの方に読んでいただきたいです!
兼定さんが林業関係者に声をかけて集めた広葉樹の丸太たち。
通常は市場に出てこないような丸太です。
兼定さんが丸太を購入した後は、白鳥林工で製材し天然乾燥を行い、
今回郡上地域にある相生公民館改修で素敵なテーブル天板に生まれ変わりました!
広葉樹の種類はなんと9種類!
クリ、シデ、ナラ、サクラ、ウダイカンバ、カンバ、カエデ、ホオ、ミズメ
紛れもなく郡上市で育った木たちです。
お披露目の時を待つ木材たちを前に、兼定さんと打ち合わせです。
「広葉樹MIXの天板を作りたい」
どんな天板になるか分からない、でも素敵なものになると確信しながら話していたことを覚えています。
次は色も幅も多様な板を組み合わせます。
兼定さんと、設計士の奥様にお越しいただき、組み方のイメージを共有しました。
クリやナラは家具に使われることも多いですね。
ヤマザクラは赤色が綺麗です。
カエデやミズメは白くてつやっとしていて、ホオノキは心材の緑色が特徴的です。
そして木が成長する過程の特性上、曲がりが多い広葉樹を最大限活かすため、
それぞれの板に合わせて長方形にカットしました。そのため組み合わせる板の幅も様々です。
どう組み合わせると個性豊かな広葉樹の魅力を最大限引き出せるのか…!
数点要望を伺い、「あとはお任せします!」と白鳥林工のセンスに一任いただきました。
さて、どんなテーブルになったのか…!
かわいい・・・!
広葉樹の樹種による違いにより、カラフルな、でも色味の違いを自然に感じられるテーブルになりました!
カウンターも広葉樹MIX
棚の中と側面には、弊社の長良杉パネルをご使用いただきました。
郡上の山のサイクルで利用時期である杉を使用していただけて、とても嬉しいです。
自然な色味のカラフルさによって空間が華やかになり、
公民館とは思えないおしゃれなカフェのような空間ですね。
ここに至るまでの兼定さんの熱い想いを、掲載させていただきます。
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兼定さん:
「林業従事者が杉や桧などの伐採を行うとき、林道脇や山地に生えている『目的の伐採のためには支障になる木』も伐るのですが、その『支障木』を使っています。
『支障木』といっても、直径は30~40㎝ほどもある木です。でも通常はパルプ工場でチップにされる運命の木です。
これを何とか使えないものかと、白鳥林工にて製材後数年間乾燥をお願いしていました。
そして今回『ぎふ証明材』を使用した内装木質化・備品導入事業にはうってつけとの判断をし、思い切って家具やテーブル板に加工してみたところ、思った以上に木そのものが持つ個性を上手く引き出す製品に仕上がり満足しています。
雑草、雑木、支障木、害虫、虫食いなど、人間の一方的な判断で捨てられたり駆除される運命にあるものを、本当はそうじゃないんですよ、こんなに素敵なものなんですよ、ということを人々に知っていただきたくて今回の取り組みにチャレンジしてみたのですが、得れた結果は本当に良かったと思っています。製品や作品に込める想いやメッセージを、使う人に感じてもらえればうれしいです。
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そんな兼定さんの想いから、
虫が丸太の中に入り、木を食べていた跡もしっかりと残っています。
木はキクイムシをはじめとする虫たちの栄養源でもあります。
そんな森の中での循環のひとつを感じさせてくれる、これこそ大切な”木育”だと私自身兼定さんの想いに強く共感しています。
この部屋は入り口から一番近く、地域の方のコミュニティスペースとしての使用を検討されているようです。
地域の中の公民館という開かれた場所で、森と木の多様さと心地よさ、優しさを知ってもらえることはとても嬉しいです。
お近くに行かれた際には、お立ち寄りください!
弊社はこのような挑戦にも、楽しんでご一緒させていただきます。
兼定さん、今回はお声がけいただきありがとうございました!
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