感想を頂きました『「自由学園 木の学び 岐阜もの森実習」【最終日】』

先日の「もの森実習」林工編を終え、東京に帰られた自由学園の生徒さんたち。 早速、感想と当日の写真を頂きましたので、一部ご紹介させて頂きます。 ----- ・木を切るところから材料になるところまで見ることができ、自分や周りの人が使う物がどこで育ってて、どのような過程で物になっていくのかを見れて貴重な体験ができました。また、木でできている物は丸々1本使われているわけではなく、そ…

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「自由学園 木の学び 岐阜もの森実習」【最終日】

7月の最終週、今年も東京の自由学園さんが工場見学・実習に来て下さいました。 今回のプログラムは、3泊4日。 26日に郡上入りされ、「下駄づくり」「休耕田での蕎麦」「森の再生・稚樹調査」「木の伐採」を昨日までに学び体験してこられました。 最終日の今日は、昨日伐採した木を製材するプログラムです。 伐倒した木は、「ホオノキ」 元の曲がりの強い部分は除いて、1.…

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自由学園さんが工場見学に来られました

7月最終日、東京の自由学園さんが工場見学に来られました。 9時半から始まった見学ですが、まずは室内で会社概要等をお話させて頂き、さっそく工場内を見学です。 先生4名、生徒(中等科・高等科)9名に、もの森代表の山口さん、更にはグリーンウッドワークの小野さんが飛び入り。 今日は稼働していない製材棟では、台車と帯鋸に興味津々の学生さん。 稼働している様子は、山口さんのスマホに保…

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ウッドデザイン賞に名前を連ねさせて頂きました

木の良さや価値を再発見させる製品や取組について、特に優れたものを消費者目線で評価し、表彰する(Webより抜粋)「ウッドデザイン賞」 (ウッドデザイン賞のHPはこちら) ときどき、弊社のブログ等で活動の一端をご紹介させて頂いておりましたが、ウッドデザイン賞2019において、学校法人自由学園女子部(中等科・高 等科)様が「ソーシャルデザイン部門」で受賞されました。 (こちらをご…

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「もの森 J学園プロジェクト」 サイズカット

「もの森 J学園プロジェクト」の天板接ぎ板の製作も、いよいよ最終段階です。 #150でのサンダーが終わったパネルを、指定寸法にカットしていきます。 カットするのはパネルソーを使います。 4辺をカットします。 140枚×4カットですので、560カット。 簡単なようですが、数量が多くなると、これはこれで大変な作業です。 今日の様な猛暑日は、…

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「もの森 J学園プロジェクト」 サンダー

昨日までに接着が終わった、J学園プロジェクトの天板剥ぎ板。 本日から、ワイドベルトサンダーにて、厚さの調整と仕上げの工程に掛かりました。 接着工程で発生する段差を、#80で大きく削ります。 続いて、仕上がり厚+αまで、#80で削った後、番手を#150に上げて仕上げていきます。 明日以降は、チョークの痕に沿って、仕上がり寸法にカットしていきます。 …

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「もの森 J学園プロジェクト」剥ぎ合わせ

一昨日の月曜に全ての日程を終えて帰京したJ学園の生徒さんが、一生懸命取り組まれた天板の色合わせ。 接着から納品まで、弊社が責任を持って対応させて頂きます。 簡単なチェックの後、板の両側に接着剤を塗布していきます。 生徒さんがチョークで表現した想い汲み取って、板を並べて行きます。 昨日・今日と接着を行いまして、90枚+50枚+α分の接着が…

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「もの森 J学園プロジェクト」2日目

昨日、少しだけ色合わせを行った続きです。 心配した台風の影響もなく、二日目は順調なスタート。 昨日の注意点を再度確認し、各自色合わせを行っていきました。 とはいえ、冷房の無い工場での作業。 蒸し暑い中で、集中力も途切れがちになりつつ、適度に休憩を挟みながら色合わせは進みます。 先生も含めて、総勢13名の力は改めてすごかったですね。 お昼前に休憩を兼ねて、弊社の…

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「もの森 J学園プロジェクト」1日目

「ものづくりで森づくりネットワーク」×「J学園」のプロジェクトは、3年目。 学校から「天板の色合わせを、生徒自らが行いたい」との要望が上がったとのことで、それに合わせて日程が組まれていきました。 内容が内容だけに、弊社の休業日にあたる、第4土曜と日曜に掛かるように日程を組んでいただきました。 (理由はもう一つありますが、後程) この日の午前中までに、もの森メンバーによって、樹…

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「もの森 J学園プロジェクト」ワークショップの準備

3年目を迎える、「もの森 J学園プロジェクト」 「もの森」とは、「ものづくりで森づくりネットワーク」の略。 郡上市白鳥町六ノ里地内にある、広葉樹の二次林をフィールドに、広葉樹林の手入れをしながら、そこで伐採した小径木を有効活用して行こうという取り組み。 3年前から取り組んでいる現在のJ学園プロジェクトは、多様な広葉樹から学校の机を作ります。 実際に生徒さんが六ノ里の森林に入り…

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白鳥町六ノ里の「もの森」から、広葉樹を搬出・台風21号の被害木

台風21号の影響で、白鳥町六ノ里の「もの森」へ通う公道が通行止めになっており、「今年の作業は断念せざるを得ない」といった情報が流れて来てから数日。。。 白鳥町側からは行けないので、ならば明宝寒水から行くというルートで、もの森メンバーが辿り着いたようです。 そして、ACフォレストさんが、風倒木となった広葉樹の小径木を、とりあえず最低限搬出して来てくださいました。 …

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もの森材 J学園プロジェクト 正寸カット

曇り空の一日、週間天気予報を見ると、明日から雨マーク。 気温が下がってくれることを期待しつつ、湿度だけは上がってほしくないですね。 J学園プロジェクトは、接着が終わった板からサンダー加工を行い、パネルソーでカットしています。 余尺が殆ど無いので、慎重に慎重に間違いが無いようにカットしていきます。 ヤマザクラ(左)とカエデ(右) 小径木から製材したとは思えない…

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もの森材 J学園プロジェクト 接着

朝夕の気温は少し控えめになってきましたが、日中はやはり厳しい日差しが降り注いでいます。 J学園プロジェクトは、昨日に続き接着加工です。 色合わせが終わった材料は、製材棟から木材加工棟へ順次移動し、接着加工にかかります。 ウワミズザクラ(上溝桜)、ナラ(楢)・・・ 盤面にはチョークでメッセージ。 鉛筆の線は、ここでカット(って、ギリギリですやん!) …

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もの森材 J学園プロジェクト 色合わせ&接着

埼玉県熊谷市では41℃超えを記録した本日。 郡上市はトップテンに入りませんでしたが、身の危険を感じる暑さであることには変わりません。 とにかく体調管理だけはしっかりと。というしかありません。 さて、J学園プロジェクトの天板づくりですが、本日から接着に入ります。 小径木からの利用であるため材巾が狭い かつ この暑さ 、素早くセットしないと硬化が始まってしまうので、いつも以上に気を使…

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もの森材 J学園プロジェクト モルダー&色合わせ 2018

今夜8時からは、いよいよ白鳥おどりが始まります。 日中は、連続の猛暑です。夕方少しでも気温が下がり、踊りやすい天気になってくれることを祈ります。 さて、J学園プロジェクトの加工は、3日目。 昨日までに木取が終わった材料を、モルダーにかけていきます。 仕上がりの厚みは20mm。削り代を加味して、モルダーに通していきます。 モルダーが終わった材料は、場所を製材棟…

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もの森材 J学園プロジェクト 木取完了 2018

今日の白鳥は、前日と比べればマシかもしれませんが、相変わらず命の危険を感じる暑さでした。 2018年度のJ学園プロジェクトの加工が昨日から始まりまして、今日は二日目。 昨日と同様、ジャンピングソーで長さを決め、リップソーで巾を決めていきました。 青チョークで、数字が書いてあるのが読み取れます。 50、90、140・・・ この数字、板の幅を示しています。 後…

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もの森材 J学園プロジェクト 加工開始 2018

暑い日が続きます。 皆様、体調管理を万全に、早めの水分補給・休憩で臨みましょう。 今日の郡上も朝から猛暑です! さて、2018年度のJ学園プロジェクトが稼働し始めました。 昨年10月に、六ノ里の山から伐り出されてきた広葉樹の小径木達。 製材と7ヶ月の天乾。そして、仕上げの人乾を経て、いよいよ加工の段階です。 今日から、東京のYさんと、美濃のHさんが白鳥入りし、…

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もの森材の製材

少し前の事になります。 先々週の12日、六ノ里から伐り出された”もの森材”を製材しました。 来年度のJ学園プロジェクトが動き出しました。 昨年の数倍の材積でしたが、造材寸法を変更したり、木取りを工夫することで、数倍の速さで製材が完了しました。 動画は、シナを2本(Φ16とΦ22)製材している様子です。 結構な曲がりですが、最終仕上がりまでイメージすれば、使えるだろうとい…

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もの森さんからの報告

何度かブログでも紹介させて頂きました「某プロジェクト」 この度、無事に納品が完了したとの報告が、Facebookページにあがりましたので、シェアさせて頂きました。 https://www.facebook.com/shirotori.rinko/posts/342547362856266

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「もの森」プロジェクト、出荷

度々、本ブログで紹介させて頂いていた「もの森」の某プロジェクトも、いよいよ終盤となりました。 もの森さんのFacebookページに取り組みが紹介されていますが、台風が迫るなか、2泊3日のワークショップの最後は、弊社の工場見学に来て頂きました。 昨日伐採したシナの小径木を、急遽製材しました。 こんな対応ができるのも、弊社の長所と自負しております(笑) 製材、天然乾燥、人工乾…

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某プロジェクトの巾接ぎ加工

「もの森」の某プロジェクトの加工も、白鳥での作業は終わりが見えてきました。 先週は、天板の巾接ぎセットのため、東京からYさんが来て下さっておりました。 7種の広葉樹を、樹種毎に木目や節の具合を見ながら、100台分を目標に作業されました。 構造的な機能を担保することは勿論ですが、美観も考慮に入れつつの作業ですので、気の遠くなる作業をされていました。 途中からは、美濃からHさんも応援…

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「もの森」の木材 + 某プロジェクト

昨年の10月に製材・木取をした「もの森の材」が、いよいよ使われる時が来ました。 約半年の天日乾燥と、その後の人工乾燥を経て加工できるまでになりました。 この夏の現地での最終加工に備え、来週から木取と巾接ぎ加工に着手します。 今日はその前段階の加工で、モルダーに通しています。 曲がったり、反ったりした材もあるため、モルダーに通すのも苦労しています。 様々な…

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