白鳥林工が今更製材の勉強!?
岐阜県木材協同組合連合会さん主催の「木材・木材加工の基礎知識から学ぶ 木材産業指導者研修会」に参加してきました。
川上と川下とで情報に一体感が無いことや、サプライチェーンに脆弱性があることなどが課題という捉え方で、参加者は素材生産業、製材業、問屋業など幅広く参加されていました。
講師は、研修会場となった岐阜県森林研究所の森林資源部長の中通さんです。
午前は座学で、知ってること、忘れてたけど思い出したこと、改めて気付くことなどを学び直しました。
弊社の名前も載せて貰っていました。
国産材自給率が40%と言われているなかで、輸入材がどの部分を占めているかという分析が林業白書に載っていて、取り組むべき課題が見やすくなっているなと感じました。
住宅の建設費のうち、木材が占める割合は3割と言われていた時代がありますが、最近では1割とも言われています。
さらには、真っ先に減額対象になってしまうのが木材という悲しい現実。
これで良いのだろうか?真っ当なのか?と忸怩たる思いです。
午後は1時間の座学のあと、場所を製材棟に移して実習となりました。
桧の120角の柱を製材するという仮定で製材機を動かします。
といっても、セッティングは所員さんが行って下さったので、受講者は台車を前後させるだけでした。
演習林から伐採してきた桧の4m材。
枝打ちをしてある丸太でしたので、「枝を避けながら・・・」という製材の醍醐味(?)は味わうことが出来ませんでしたが、節の痕跡と実の部分の対比は見ることが出来ました。
25~30年生の時に枝打ちがされたようです。
製材自体は、長年培った各社のやり方があり、作る品目によって製材の方法も千差万別。
ですが、時々基礎を振り返ることは大切だなと、思いました。
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