階段材に長良杉パネルを採用して頂きました。
竣工されたのは、もう〇年も前の物件で恐縮ですが、長良杉パネルの使用事例として写真をご提供して頂いておりました。
踏板は勿論ですが、蹴込み板、側板にも長良杉パネルを使って頂いています。
写真からでは分かりにくいですが、踏み板は厚みが40㎜あります。
どっしりした感じがしますね。
杉は柔らかいので、一般的な30㎜だと少し不安かもしれませんが、40㎜あると安心感が違いますね。
蹴込み板は15㎜と一般的。12㎜でも製作することは可能です。
側板は27㎜で御注文頂きました。すっきりした印象です。
等級は全て「上小」で御注文頂きました。
「階段の踏み板で使用する」ということが、ご注文時に予め分かっている場合は、必ず確認させて頂く項目があります。
それは「『木表-木表』で接ぎますか?『木表-木裏』で接ぎますか?」ということ。
常に擦れる階段の踏み板は、木裏を使うと木目で捲れやすくなります。
それを防止するためではあるのですが、トレードオフとしてパネルが一方向に反り易くなってしまいます。
その先は、設計士さんや工務店さんに委ねるしかなく、「こういうデメリットがありますが・・・」とご連絡させて頂いています。
この物件の様に、側板等でがっちり抑えられていれば、そうそう反ってくることは無いのではないかと思います。
杉の階段。
足触りが良いので、お勧めですよ。
一級建築士事務所 K-Craft 奈良県 I邸
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