桧には、日本人が好むとされる独特の香りがあり、室内環境を快適にする効果が期待されます。
芳香だけなく、その木目も主張しすぎる事無く、上品な表情をしています。
当ブログで時々出てくる「大開津の石邸」にも、桧パネルを使っていますので、HPに掲載するとともに改めて紹介させて頂きます。
まずはトイレのカウンターと収納部分に使用しています。
水に強いと言われる桧の特性を考えなかったわけではありませんが、香りによる消臭効果とリラックス効果を期待しました。
天板は30㎜厚の桧パネルとし、収納の扉は20㎜厚の柾目のパネルとなっています。
巾接ぎパネルは、木表木裏を交互に接(は)ぐことで反りを抑制する目的があるのですが、柾目とすることで更に反りにくくするという狙いもありつつ、空間のメリハリも期待しました。
ただ、お値段もそれなりになりますので、あまり大々的には使い難いというのも正直なところですので、適材適所で選んで頂けると宜しいかと。
こちらは2Fのトイレの収納。
少しでも空間を広くしたいということで、壁の中に半分埋め込む形で作ってあります。
棚板は15㎜の桧パネル。こちらの扉は板目接ぎ。
プライベート空間と言えば、トイレとお風呂。
お風呂の隣の脱衣室兼洗濯室にも桧・・・と言いたいところですが、収納棚だけ桧パネルで作って貰いました。
壁床天井は、サワラ。こちらはまた別の機会に。
高さ1m程、奥行き50cm程あります。扉は同じく20㎜厚としています。
最後は和室小上がり下の収納の前板。
ここも20㎜厚の桧パネルですが、和室へとつながる場所である事から等級を「上小」にしました。
さて、何種類か厚みと等級を記載してきました。
HPに掲載している規格は、厚み30㎜(特一)のみですが、「もう少し薄いのがいいんだけど」というご要望には、『最薄5㎜まで作成可能です』と対応させて頂きますし、「大きな節はちょっとなぁ・・・」とお迷いであれば『無地や上小節でもお作り出来ます』と回答させて頂きますし、冒頭の画像の様に柾目でお作りする事も可能です。
ということで、使用事例の写真だけでは分からない部分を文章にしてみました。
http://www.shirotori-rinko.or.jp/hinoki
ご検討いただけると幸いです。
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