去る2月2日、郡上市雇用対策協議会さんからお声掛けを頂き、『中学生対象郡上未来塾』にて、八幡中学校の生徒さんを対象に、代表理事の美谷添がお話をさせて頂きました。
目的は「郡上の次世代を担う中学生が地域の産業や事業所について理解を深めるとともに地元就職に向けての意識醸成を行う。また第一線で活躍している社会人から仕事や生き方に対する考え方や経験談を聴くことにより、今後の人生における将来選択の参考とする。」とのことでした。
さて、林業・製材・木材加工業を行っている弊社ですが、20分の持ち時間(質疑応答含む)の中で、どれだけの事を話せるだろうかと、内容を絞りに絞りました。
小学校では5年生で「森林のはたらき」を学ぶ時間はありますが、わずか数時間です。
ということで、基本的な事をまず伝えようという事で、パワーポイントを用意しました。
使わせて頂いたのは、平田美紗子さん(林野庁北海道森林管理局)のイラストです。
郡上市雇用対策協議会に登録している会社は約100社。その中から今回は7社が参加しました。
様々ある業界から各1社を選んだとのこと。選んで頂きありがとうございました。
参加してくれた生徒さんの感想が届きましたので、弊社に関係する箇所を中心に紹介させて頂きます。
・林業の仕事は木を切ったり加工したりすることだと思っていたけれど、木をメンテナンスしていることを知り驚きました
・木を切ることは良くないことだと思っていたけれど、温室効果ガスの消滅・自然災害の防止ができることが分かり、林業の見方が変わりました
・森林の多さについて、日本は世界で2位、岐阜は国内で2位ということや、林業の多さについて、国内では4.5万人、岐阜では937人、郡上では150人だと知ることが出来て良かったです
・郡上を出て働きたいと思っていたけれど、郡上で働くのもいいなと思いました
・この企画が実現してとても嬉しかったです。これが働く人の「やいがい」なんだと感じました
・「できるできない、じゃなくて、やるか、やらないか」という話がとても印象に残りました
・林業は木を切って売るだけだと思っていたけれど、木を植える事で地球温暖化対策をしたり災害から守ることもしていることを知りました
・私のお父さんは林業の仕事をしているけれど詳しく知らなかったので、林業についていろいろなことを知ることができてよかったです
・今日、話を聞いた全ての企業が地域のために働いていることを知りました
・森林を伐採することは悪い事だと思っていたけれど、白鳥林工さんの話を聞いて、山の手入れをすることは良いことだと気づきました
・どの方の話も、自分の仕事に誇りを持っていて、その会社が好きなのが伝わってきました。私も将来、誇りを持てる仕事をしたいと思いました。
短い時間で全てを伝える事は難しくはありますが、「気づき」の機会にはなったようで、参加させて頂いて良かったと思いいます。
『気づき→疑問→調べる→考える→実行』
「知ったつもり」で留まらず、自分が興味を持てた分野を深掘りする一助となっていれば幸いかと思います。
最後に、
ことの発端は、昨年中学生を対象にした職場体験で、郡上市雇用対策協議会に来た生徒さんの声にあったとのこと。
地元高校生を対象に「働くことへの意識向上を啓発するとともに地元企業を紹介する」という『郡上未来塾』を開いている事を知った生徒さんが、「中学生向けにも開いて欲しい」と企画したとか。すごいぞ中学生!
こういう機会には、喜んで参加させて頂きます。
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