先日(といっても、ひと月ほど前・・・汗)、白鳥小学校4年生の児童さんが工場見学に来てくれました。
切っ掛けは、岐阜市の(株)鷲見製材/ひだまりほーむ さんからのお声がけ。
元々は、同じ白鳥町で製材業を営んでおられた会社さんですが、いまは岐阜を中心に住宅事業に力を入れられています。
当日は、あさイチで郡上市有林を見学し、整備されている森と荒れている森を見て問題点を体感したのちに白鳥林工の工場へ。
予定されていた時間は50分。
森から製材を通して、身近な製品へ繋げていくための重要な役割です。
到着してすぐに、土場で丸太の年輪を数えて貰いました。
みんな夢中で数えるので、既に予定時間に終わるかドキドキしていました(笑)
場所をすぐ隣の製材棟に移して杉丸太を1本挽きました。
挽いたすぐの板を持ちます。
匂いと重さ、質感を体験して貰いました。
どんな匂いがするか、製材したばかりの板は濡れているとか。
加工棟の場所を移して、長良杉パネルの製造工程を見学です。
一番わかりやすい、接着工程。
最後は駆け足で、倉庫にて。
3樹種のフローリングの端材を1枚づつプレゼント。
裏にS、H、Kと書いてあるのを見つけて、「杉!」「桧!」と直ぐに答えが出てきてびっくりですが、流石に「K」はでてきませんでした。
3種類の匂い、木目、色、触感を比べて、「どれが好き?」と聞いたところ、見事に3つに分かれました。
理由もそれぞれ。みんな違ってそれでいいんです。
3種類渡したのには理由があります。
白鳥小学校の腰壁や壁板、天井に、この3樹種のどれかが使われているのです。
ということで、「どれが使われているか探してみてね」と宿題にしました。
そして、午後は「振り返り」の授業にも参加させてもらいました。
(写真はありません)
今夏の「端材提供」で来てくれた子もいました。
より身近に感じてくれたり、何か心に残るモノがあれば、それだけで十分です。
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