「ちきゅうのみちくさ展」ヒダクマさんより

木材業界で超有名な「ヒダクマ(飛騨の森でクマは踊る)」さん

春先に少しだけお手伝いさせて頂いたプロジェクト「ちきゅうのみちくさ展」に名前を載せて頂いていたので、ご紹介させて頂きます。

産業から溢れる素材を使った空間でサステナビリティを問う『「ちきゅうのみちくさ展」』(詳細はリンク先をご覧ください)

「パネル屋の白鳥林工が、何に協力したん?」という声が聞こえてきそうです。
上のリンク先を見ても、パネルらしきものは映っていませんよね。

ヒントは展示会のタイトルにある、『産業から溢れる素材を・・・』です。


材料支給の別プロジェクト(弊社はパネルの賃加工)を進める中で、耳材と言われる部分が大量に出てきました。
耳付きの板から四角い板を取る過程で、どうしても発生してしまう部分です。
IMG_5218.jpg
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この写真を見て、どう思われるでしょうか。
「ごみ?」
「もったいない!」
「薪として欲しい」
「バイオマスボイラーで燃やすしかな」
「小物なら作れるんじゃない!?」

日常的に発生するこの部分、弊社だと「バイオマスボイラー」という選択になってしまいます。

ただ、視点を変えると素材として使えるんですよね。
そして、森と都市をつなげること。
ヒダクマさんの地元飛騨市は、広葉樹に力を入れているからこそ発信したい部分なのかとも思います。

ヒダクマさんが、トロッコから取り出して耳材を並べられていました。
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どうでしょう、ほぼほぼ無駄のない木取りをしていると思いませんか?
少し幅の広い部分なら、小物は作れるかもしれませんね。

改めてリンク先を見てみると、「表は樹皮がつき未処理、、、、裏はまっすぐ切り落とされ、、、」という記述があります。
そう、素材の表情を活かして展示会のあの部分に使われたのでした。


本プロジェクトに関しては「端材はどうされますか?」とお聞きしただけの対応。といえばそれまで。
でも大事な事だなと、本件を経て改めて思った次第です。


さて、本プロジェクトに関して、担当の門井さんから案内を頂きましたので、ご紹介させて頂きます。
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展示会を振り返るイベント
資源循環をスイッチ。サステナブルなプロジェクトを導く”みちくさプロセス”とは?」@FabCafeTokyo
2023.9.21(木)16:00-17:45
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申込等は上記リンク先のヒダクマさんへ。


(注 写真はヒダクマの門井さんから頂きました。ありがとうございました。)

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