机の天板に選ぶ樹種

「机の天板に選ぶ樹種は、何が良いですか?」
時々頂く質問です。

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年齢を重ねると、月日の過ぎる事のなんと早いことでしょうか。
気がつくと2023年は半分が過ぎてしまいました。
4月に迎えた新年度は、既に3ヶ月が過ぎ、学校は夏休みが目前に迫ってきました。

新しい生活を始めるにあたっては、学習机などを新調された方もいらっしゃるのは無いでしょうか。
いつ頃から検討し始めるんでしょうね?
ランドセルに関しては、お盆に帰省した際に、実家のおじいちゃんおばあちゃんと一緒に選ぶというニュースに触れる事もありますよね。


さて冒頭の質問「机の天板に選ぶ樹種は、何が良いですか?」
この質問を弊社にくださる時点で、結構お調べになっていることが推測できます。
そのうえで、「せっかくなら、国産材にしたいな」「国産材の中でも、針葉樹はどうだろう?」と。


弊社からは「最終的にはお客様に選んで頂くことになりますが・・・」と回答させて頂いています。

というのも、求められる要件が多種多様ですので、答えが一択じゃありません。

弊社が主に取り扱っている樹種は3種、スギ、ヒノキ、カラマツ です。
この3樹種のそれぞれの特徴、メリット、デメリットをお伝えしています。価格もお伝えします(HPに掲載しているので、大体はお分かりです)。

例えば、柔らかさ。
「針葉樹は柔らかくて傷がつきやすいでしょ?」

その通りですね。
傷が付くことを、短所と捉えるか長所と捉えるかで、モノの見方は180度変わってしまいます。

乱暴に扱うと傷が付くことを学ぶことも大切ですよね。
カッターで傷が付くことは勿論、鉛筆でだって傷がつき、天板は凹んでしまいます。
その度合いが、樹種によって大きいか小さいか。

無垢材のメリットは、『軽度の傷なら簡単に直せる』ということ。
傷そのものを、「歴史」だったり「想い出」として残すことも、手ですよね。

さて今回、まとまった量の巾接ぎパネルのご注文を頂きました。

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t22×D550×W700 という特注寸法の桧パネル。等級は節有です。

桧パネルに関しては、30㎜厚が規格ではありますが、「強度を保ちつつ、なるべく軽くしたい。」という仕様でありました。

その数、なんと300枚超。

ここまで紆余曲折ありましたが、なんとか期限での納品の目途が立ちそうです。



「天板」について、色々記事を書いております。
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