ZOOMウェビナーにて『「非住宅施設の木造化にかかる低コストマニュアル・事例集」研修会』に参加しました。
岐阜県では、10数年前に、木材利用をしやすくするようにとマニュアルが作成されました。
それから法律が変わり、研究開発も進み、更に木材利用を進めようという事で、マニュアルを作り直した(直している)ということで開催された本研修会。
午前は発注者向け、午後は設計者向け。
製造側はどちらだ?と悩んで、午後の部に参加しました。
さて、マニュアルは分厚く、説明資料も分厚く、研修が終わるころには付箋だらけという有様でした。
研修の内容は
非住宅施設の木造化を進めるためのコツ、木造化のポイントの解説と店舗や倉庫の構造別コスト比較
①公共建築物等木材利用促進法の改正趣旨
②設計者向け「非住宅施設の木造化のポイント」
③「知的生産性の向上による低コスト化」について
④木造化に対する県の支援策について
掻い摘んでキーワードをおさらいしておきます。
・炭素が建物の一部として固定され、二酸化炭素が空気中へ放出される時間を延ばしています。
・建物保全は対処療法ではなく、予知・予防へ
・木造建築は業者間連携がカギ
・建設コストの内、木工事は35%
・県内の加工能力を把握する
・尺とメーターどっちがお得?
・木材の劣化は、生物劣化と気象劣化
・メンテナンス費用の計画、積み立てが必要
・ZEB(Net Zero Energy Building)
・木造だから必ずしも安くなるわけではない
・コストを抑えるには木材使用量を抑える
・メンテナンスは「授業」形式でつづける仕組みづくり
・ZEBが普及してくると、木造建築が注目
相当なボリュームだったので、相当駆け足の印象でした。
岐阜県林政部県産材流通課さんの主催でした。
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