数週間前のことです。
製品を引き取りに来られたお客様のUさんが「ちょっと工場の中を見せてくれませんか?」と言われて、ふと足元に積まれたラフ材をご覧になられました。
プレーナーを掛けるまえの素材。製材したままのガサガサの表情の杉の板でした。
Uさんは何かを閃いたらしいです。
後日、「ラフな面を1面だけ残して、残りの面をプレーナー掛けることは出来ますか?」とお電話を頂きました。
「う~ん、やったことないですけど。4面プレーナー後に、帯鋸で傷を付ける方法ではどうですか?」
「以前にやったことあるんだけど、手間がかかるんですよね・・・」
「3面だけのプレーナーですか。理屈上は加工可能なので、ちょっとお時間下さればお作りします。」
ということで、3面プレーナー仕上げの製品をお作りしました。というのが、今日のご紹介。
「ラフ」面が製材したまんま。
残り3面(矢印の面)にプレーナーを掛けてお渡しです。
さて、この素材がどんな製品に生まれ変わるか楽しみでもあり不安でもあり。
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