木取り(縦挽き)

今日は、午後から急な雷雨に見舞われた郡上白鳥。
少し涼しくなったでしょうか。

本日ご紹介するのは、長良杉パネルを制作する第2工程、木取り(縦挽き)です。

所定の長さに切った材を、リップソーという縦挽きの機械で幅を決めていきます。

DSC_8987.JPG

耳を落とすと同時に、欠点も可能な限り除去していきます。
そのうえで、ラミナ幅を決めていく作業になります。

材を入れる人、出口で受ける人。二人一組での作業です。
1人でも出来なくはないですが、機械の入口出口を行ったり来たりで、作業効率は悪いうえに、欠点の見逃しにもつながりかねません。
出口の人は、ただ材を受けるだけじゃなくて、欠点のチェックも兼ねる作業となります。

単純な作業に見えますが、頭はフル回転。
どんな仕事もそうですが、次の次まで考えての作業なので、上手な人とそうでない人のスピードと品質は格段に違います。
また、ここでの木取りの良し悪しで、最終的な品質にも影響が出かねない、大切な作業となります。
材積歩留まりにも影響しますしね。


そして大事な事がもう一つ。
イヤーマフ・耳栓をしての作業なので、互いの声が聞こえにくい。
そんな時はアイコンタクトとジェスチャーが重要なコミュニケーション手段となります。
なんとアナログな!(笑)


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