カラマツ

昨日は来客があり、弊社の歴史も簡単に振り返りながらお話させて頂きました。

その中で、切っても切り離せないのが「唐松」です。

戦後、土木資材が必要になる中、成長が早いという理由で植えられた唐松。

杭としての需要を見込んでの事でした。(と聞いています)

しかし、想定していたほどの需要がなく、今ほど乾燥技術が発達していなかった時代には、ひねる・暴れる・ヤニが出るといったマイナス面で建築資材としては敬遠されることとなりました。

そんな中、初代代表理事の美谷添清は「折角植えたのだから、活躍する場を与えたい」という思いで、様々な取り組みを始めました。
その想いを引き継いだ二代目(前代)美谷添清和により、土木資材から内装材への利用を模索します。

その頃になると、人工乾燥技術により、暴れを抑え込んだり、脱脂乾燥といった技術もでてきました。
また、唐松が本来持つ強度に注目され、国産の構造用合板としての利用も進むこととなります。

ほんの10数年前のことですが、移り変わりの激しさを実感しています。


さて、岐阜県内でも唐松を住宅資材として製材・加工・販売している珍しい会社である弊社です。
主な商品は、飛騨唐松パネルとフローリングです。
飛騨唐松パネルは、テーブル天板への利用が多いようです。


今年は、COVID-19の影響で、丸太の入手が非常に厳しい中ですが、少しだけ入荷しました。

大事に大事に使っていこうと思います。

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