岐阜県が誇る岐阜県立森林文化アカデミーから案内がありました「林業におけるGNSS測量研修会」に参加してきました。
業務で測量する頻度は多くないのですが、たまには最新の情報を仕入れることや新しいことに触れないと退化するばかり。
GPS測量で作成したデータが補助金申請で正式に認められているわけではありませんが、知らないことにははじまりません。
午前中は、演習林内で2周波RTK-GNSSの測量を実習です。
衛星からは周波数の違う電波が2つ出ていて(出していない衛星もある)、その2派を捉えることで補正を行っている。
RTKとは、リアルタイムキネマティックの略で、基準局を元に補正をしており、高精度で測位が出来る。
実習では、RTK有り/無しで比較しました。
GPSの精度で言えば、GPS内蔵のスマホでつかえるアプリなどでも数mの精度だとおもいますし、たとえば数万円で買えるガーミンなどでは林内という測量には精度的に難点があるかなと思っていました。
RTK有りですと、これが数cmとなりました。
ただし、現時点でのRTKは携帯のエリア内である必要があります。
となると、山奥で圏外が多い場所での測量にはRTK-GNSSは使えないという・・・。
ただし、この正解は日進月歩。
きっと近い将来、新たな技術が目の前に登場することでしょう。
午後は、座学。
QGISを実際に使いながら、データの出し方を学びました。
知ってはいるものの、普段から使っていないので、質問することすら出てこない状況でしたが、「これはすごいっ!」と思ったことがこちら。
GoogleEarth + CS立体図
この瞬間は、参加者から「おぉー」という声とともに姿勢も前のめりになったようでした。
コロナ禍の中、研修会を企画してくださいましたスマート林業推進係の大島係長、講師の古川様、ありがとうございました。
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