令和2年度フォレストワーカー(FW)3年目集合研修 の研修項目「木材流通と木材利用、木材の特性」として、長良川流域を見学する行程の中で、弊社を選んで頂きました。
この日は、㈱東海木材相互市場 を出発 親和木材工業㈱様のキットハウス展示場を見学されて、最後に弊社へ来て頂きました。
弊社以外は規模の大きな企業様なので、果たして役に立つだろうかと思いましたが、小さいなりにお役にたてる場面もあるだろうと引き受けさせて頂きました。
今年度は、11事業体11名の研修生の方々でした。
作業工程の段取り上、先週のうちで製材がひと段落してしまっていたので、土場はからっぽ。
盤台の上には数本スギの丸太が残っていましたが、製材はお休みの日でした。
ということで、実際に製材の様子を見て頂くことはできませんでしたが、代わりに近くまで寄って頂いて台車自体を見て頂くことが可能に。
さらに、普段なら騒音で会話もままならないところでしたが、この場で色々と質疑応答・意見交換ができたのかなと思っています。
普段は山で仕事をされている方ばかり、製材した板に触れることも少ないだろうと、桟積みした板にも触れて・持って頂きました。
場所を木材加工棟に移して、幅接ぎパネルの製造風景を見て頂きました。
写真は、モルダーした後の材について説明しているところですね。
見学の最後は、事務所建屋にて実際に使われている打合せルームをご覧いただきました。
杉の柱に杉パネルの落とし込みで壁を構成し、耐力の一部を桧の格子壁。
床は唐松の30mmフローリングにオスモ塗装。
天井も杉パネルで構成し、積雪に耐えうるよう唐松の二重登り梁。ほぞが切れそうな唐松の捻じり。
約1時間の見学。
つたない説明で、お役に立てたかわかりませんが、少しでも日々の作業の参考になればと思います。
来社頂きありがとうございました。
※弊社で写真を撮る余裕が無かったので、岐阜県森林公社様から写真を頂戴しました。ありがとうございました。
なお、記事自体は11月5日に書いていますが、記録として残すため、システムの投稿日は10月28日の見学日当日としております。
-------------- 白鳥林工(協業)の情報は、こちら -------------------
HP:http://www.shirotori-rinko.or.jp/
Blog:http://shirotori-rinko.seesaa.net/
Facebook:https://www.facebook.com/shirotori.rinko/
Twitter:https://twitter.com/Shirotori_rinko
Instagram:https://www.instagram.com/shirotori.rinko/
この記事へのコメント