ラマコが山にやってきた

車両系林業機械による素材生産が主流となっている弊社ですが、その昔は架線集材をやっておりました。

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林内に作業路をいれて、果たして本当に山にとって良いのか?
とはいえ、作業効率的には車両系の方が良いのではないか?
どこまでも、道を入れられるわけではない。
将来的に、急峻な場所から切り出してくるためには、架線の技術は必要だ。


引退した先輩方から架線技術を引き継げなかったことだけが心残りでありました。
というのも、架線が必要な現場がなかったことも現実です。


今回、車両系で搬出可能な場所ではあるものの、架線系でやってみるにはここしかないだろうという場所を、発注者様のご理解のもと練習を兼ねて実施する事にさせて頂きました。

とはいえ、弊社にあった古い集材機は既に処分済み。

ということもあり、岐阜県立森林文化アカデミーが所有しているタワーヤーダを借りての架線集材を始めます。

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機種の概要:
トラクター搭載式タワーヤーダ:メンデル大学製 LARIX LAMAKO
林業用トラクター:ZETOR社製 FORTERRA140
木材運搬用搬器:MM FORESTTECHNIK社製 MM-SHERPA-03


少々トラブルがあり手こずりましたが、暫く架線集材を実施します。

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