桧ラミナに「〇〇〇」「〇〇」の欠点

7月に入りました。2020年も後半戦です。

ここ最近は、長良杉パネルに続いて桧パネルに注文が集まっています。
ありがとうございます。

木材には色々と欠点がありますが、その中でここ最近集中して出現した事例を。


DSC_5769.JPG

モルダーを通した後の桧ラミナ材です。
手前側が木裏になります。入り皮部分は今回は省略します。
縦に走っている筋は、モルダーで付いた傷なので、こちらも無視してください。

どうでしょう、分かるでしょうか?

光の当たり具合によって、見えにくかったりします。


少し近づきます。

DSC_5770.JPG

節の横から、薄く雲の様にもやもやとした模様が見えるでしょうか?

ぐるっと木端(こば)にも見られます。

DSC_5771.JPG

弊社では「胴割れ」と呼んでいましたが、「胴折れ」とか「もめ」というのが一般的のようです。


正確には、「胴折れ」は立木の伐倒時の衝撃によるもの。「もめ」は風雪害によるもの。となりますが、分かりやすい説明が無いかなぁとネットで検索しておりましたら、仲良くさせ頂いている方のブログにヒットしました。


戸田材木店さん
http://muku-mokuzai.livedoor.biz/archives/1374988.html 2011.10.1の記事 

http://muku-mokuzai.livedoor.biz/archives/1588663.html 2014.4.14の記事



荒材の段階ではまず分からず、プレーナーを掛けてやっと出現するやっかいなやつ。
このような欠点の除去は、すべて人の眼によって行い、製品として出荷しています。
(当たり前と言えば当たり前なんですけどね)

どうぞ、大事に使ってあげてください。



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