FW3年目研修の工場見学に来て頂きました

令和元年度フォレストワーカー(FW)3年目集合研修 の研修項目「木材流通と木材利用、木材の特性」として、長良川流域を見学する行程の中に弊社を選んで頂きました。

この日は、㈱東海木材相互市場 サテライト美並様 を出発 長良川木材事業協同組合様を廻られ、親和木材工業㈱様のキットハウス展示場を見学されて、最後に弊社へ来て頂きました。

弊社以外は規模の大きな企業様なので、果たして役に立つだろうかと思いましたが、小さいなりにお役にたてる場面もあるだろうと引き受けさせて頂きました。

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6社8名の研修生の方でしたので、質疑応答も近いところでお話が出来たと思います。


まずは、、、
丁度、台車で杉丸太を製材していましたので、1本1本の製材を見て頂きました。
午前中の長良川木材事業協同組合様の大規模製材工場をご覧になられた後ですので、その対比たるや・・・。

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しかし、規模が小さい製材所なりに、「出来る事はある」という事を、実際の作業風景を見て頂くことで参考になった部分もあるのではないかと思います。


続いて、長良杉パネルの製造工程を見て頂きました。
丁度、プレスでの接着作業中でした。
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並べてある杉をご覧になって「綺麗やなぁ」と言って頂いた言葉には自信を頂きました。
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その場その場で、質問&回答のスタイルを取らせて頂いたので、どんどん質問が飛んできます。

杉パネルへの興味が集中したタイミングで、私から質問を投げかけてみました。
「杉特一のサブロク板、いくら位だと思いますか?」

この日の最高額は、2万円台後半。
即売したかったです (笑)


見学の最後は、事務所建屋にて実際に使われている打合せルームをご覧いただきました。
杉の柱に杉パネルの落とし込みで壁を構成し、耐力の一部を桧の格子壁。
床は唐松の30mmフローリングにオスモ塗装。
天井も杉パネルで構成し、積雪に耐えうるよう唐松の二重登り梁。

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皆さんが見上げているのは、名物「ほぞが切れそうな唐松の捻じり」



約1時間の見学。
つたない説明で、お役に立てたかわかりませんが、少しでも日々の作業の参考になればと思います。

来社頂きありがとうございました。



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