マイ箸作りのサポートについて

郡上市の大半の保育園・幼稚園が参加して実施された「マイ箸作り」
弊社も僅かですが、サポートさせて頂きました。

中心となって動かれた「NPO法人 musubi」さんのinstagramに公開されていましたので、弊社の立場でもご報告しておきます。
NPO法人musubiさんのinstagramは、こちら

今年6月、岐阜県立森林文化アカデミーの卒業生であるmusubiの吉田さんが、アカデミーの松井勅尚教授と来社されたのが始まりでした。

岐阜県森林環境税を使った木育として、子供の心を育む事を目的とした事業です。
単独の園ではなく、市内全体が一丸となって行うのは、全国的にも例のない事とのことでした。


対象は、4歳児年中組さん。

・箸作りを通して忍耐力つける
・最後までやり切る心を育む
・自分の手の大きさにあった箸を使うことで正しい持ち方を身につける
・愛着を持って、物を大事にする心を育む
等々。


弊社の社員は子育て世代が多く、丁度子供が保育園・幼稚園に通っていたり、少し前に卒園したりといった世代にもなります。

保育士さんが中心となって進めていくのですが、山で木が伐られて箸(製品)になるまでには、沢山の人が関わっているという背景があり、林業(育林・素材生産)、製材、木材加工、木工といった流れの中で、弊社も身近な場所で仕事をしています。
森林文化アカデミーさんとは、日頃からお世話になっていることもありますし、弊社従業員にもプラスになるだろうということで、協力させて頂くことになったのです。


初年度ということもありましたので、木材加工部から4名が、それぞれご縁のある園にサポートに行きました。

さてさて、僅か1時間半のサポートで、どこまでお手伝いできたかは心配ではありますが、「〇〇ちゃんのお父さん、木の仕事してるんだ~!」なんて会話が生まれて、そこから木に関わる仕事がより身近な存在になれば良いなぁと思っています。

素材は、岐阜県産のヤマザクラ。
一咫半の長さに切り、中心を出し、喰い先三寸を作って、あとは紙やすりで番手を上げながら磨きます。
400番まで磨いたら、水引きののち、仕上げの600番。
最後は、荏胡麻油仕上げ。

DSC_1221_TRIANGLE.JPG


「木育は、子供だけではなく、相対する大人の心を育てることも隠れたテーマです」


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