製材棟では唐松を製材しており、独特の甘い匂いに癒されます。
製材したての唐松の板の表面からは、ヤニがジットリ染み出してきています。
ベタベタして邪魔者扱いされてしまいますよね。
造作材やフローリングで、ヤニが出てきたら確かにクレーム対象かもしれません。
ですが、このヤニの成分が、唐松独特の艶をもたらしてくれるといわれています。
弊社の事務所の登梁には、唐松の芯持ち材を使用しています。
築11年経ち、味わいのある艶が出てきました。
機会があれば、是非お立ち寄りください。
さて、そんな唐松ですが、弊社では専らだら挽きです。
飛騨唐松パネル用の30mmと、フローリング用の15mmに製材しています。
ヤニに関しては、出荷前の検品でチェックしておりますが、施工後も環境によっては、ジワジワ~っと染み出してくる場合もありますので、ご了承ください。
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