大開津の石邸のDIY 家庭内LAN編

自邸を建てるにあたり、出来る範囲のことはなるべく関わりたいと取り組んできた「大開津の石邸」

振り返ってみると、昨年の今頃は、蜜蝋ワックスと格闘しておりました。

http://foresterinshirotori.seesaa.net/article/427590076.html


さて、本日ご紹介のDIYは、家庭内LAN。

無線LANが普通になった昨今、大開津の石邸でもipadやスマホはwifiを使っておりますが(というか、wifiを使わざるを得ない?)、メインPCは有線LANを使っています。

イマイチ無線に対して信頼していない部分があり、「もしネットに繋がらなくなったら、無線だと対処の方法が分からない」という信念(?)で、設計当初から『メインPCは有線LANで!』と決めておりました。

宅外から光ケーブルを引き込み、ルーターで1回線は固定電話、もう1回線を2階のフリースペースへ導きます。
引越し後に有線LANを引き回すと、見える場所にLANケーブルが這い回る事になってしまうので、予め管を通しておいて頂きました。

LAN配線の工事も電気屋さんのお願いしておけば、引渡し前にLAN設備も整っていたのですが、「下手でもDIY精神」が勝り、事前に調べていたネットの情報で「なんとかなるでしょ!」と、引渡し2週間後に自主工事に至ったわけです。

前置きが長くなりましたが・・・

必要な部材は、「松下電工のぐっとす」「LANケーブル」。
工具はニッパー。


先ずは、2階PCカウンター下のコンセントカバーを外します。

2階コンセントカバー.jpg

右側は3口コンセント、左側に1階に繋がる管が通っています。電気屋さんの配慮で、針金が通されており、これが後々大いに役立ったのでした。


1階も同様にコンセントカバーを外すと、なにやらメモが。

手書き図.jpg

こういう心配りが助かります。

外したコンセントカバーに、”ぐっとす”を装着します。

ぐっとす.jpg


用意したLANケーブルはこちら。

LANケーブル.jpg

ネットで安く調達。大開津の石邸の場合、15mが必要でした。

LANケーブル外皮をめくり、芯線を”ぐっとす”に”ぐっ”と差し込むだけ。
なんと簡単なことでしょう!
「え、これでいいの!?」と思いました。
(写真は撮り忘れ・・・)


2階を先に装着。この後、1階にLANケーブルを送るにあたり、重力の力も借りようと考えまして・・・。

1階にのコンセントカバーを外すと、針金が見えてきました。
ビニルテープに『F2LAN』と書いてあります。助かります。

1階コンセント.jpg

この針金の反対端(2階側)にLANケーブルを括り付けて引っ張れば、見事工事完了!
(実際は、この引っ張る作業が結構な力仕事で、一番大変だったかもしれません)

ルーターをつなぐ.jpg

こうして、1階のルータとLANを仮接続し、2階のPCもネットに繋がることを確認。

光ケーブル用のカバーをつけ

光コンセント.jpg

ルータを、収納家具の中に収めて、DIY工事は完了したのでした。

完了.jpg
(長良杉パネルで作って頂きました)

あれやこれやと、半日くらい掛かっておりました。
電気屋さんに任せれば早いし確実だと思いますが、こういう些細なことでも”自分でやった”という事が後々活きて来るのかな?と思います。


電気屋さんの配慮で、管の中に針金がありましたので、大変助かりました。

事前にネットで調べていた際には、「ビニル紐」と「掃除機」でLANケーブルを引っ張るというものでした。
今回紹介した針金の変わりにビニル紐を使う方法です。
実際、大開津の石邸でも、針金に括り付ける前に「ビニル紐」を試して見ました。

・・・。

上手くいきませんでした。

遣り方が悪かったかもしれませんが、もしこのブログを見て、「宅内LANやってみよう!」と思った方が見えたら、『針金』をお勧めします!

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