本日は、【大開津の石邸】間取りの件を少し紹介
弊社では、つしけん邸を筆頭にこれまで、4人が弊社の材料で家を建てています。
その中でも、つしけん邸には何度もお邪魔しており、「あーすれば良かった、こうすれば良かった。これはしない方がいいよ♪」といったアドバイスを、つしけん本人と奥様からも頂いておりました。
身近なので、とても参考になります。
また、職種柄、さまざまな物件の間取りを見る機会があったり、半ば趣味的に図面を眺めることもありました。
いよいよ自分の家を建てると決めてからは、雑誌や書籍の図面の見方も変わっては来ました。
さて、子供部屋の件です。
(子供部屋という言い方は、本当は好きではないのですが、定着してしまっています・・・)
家具や収納は、出来る限り造り付けにすべきだという考えが私個人の考えです。
昨今の地震で、身近な危険に直結しますから。
ただし、全てを造り付けてしまうと、将来的に使い難くなってしまう事もあるのでは?との考えもあります。
今振り返ると、実家や親戚宅のリフォームを見ていて、尚更そう思うようになっていたようです。
ですので、間取りを考える際は、造り付けを基本にしながらも、どうにでも使える間取りになる様に考えました。
その一番良い例が、子供部屋だと思っています。
過去の記事で、少しだけ子供部屋について触れています。こちら。
2階は全て桧のフローリングで統一しました。(白鳥林工製作)
価格のこともあったので、当初は杉の予定でしたが、事情があって桧に変わりました。
さて、上棟の4ヶ月前の子供部屋の図面は、こちらになります。
南北に仕切れるようにして、それぞれに収納と物入れを造る予定になっていました。
少し検討して、部屋に入る際に壁に挟まれる形になり、窮屈なので、物入を無くしました。
この段階で見積もりしてもらいましたが、もう少し削らないと予算に納まらない・・・。
図面を隅々まで検討・検討・検討し、ふと力を抜いてフラットな精神状態(これをゼロベースと言う?)で、「収納要る?」との考えに至りました。
子供は将来巣立って行くだろうから、長くても十数年。
その後は、夫婦二人の生活になる可能性が高い。
ならば、将来収納を取っ払う工事をするよりは、収納は家具で凌ごう。という考えになりました。
で、最終、プレカットに入れる直前の上棟一ヶ月前の図面がこうなりました。
正直、子供部屋に7.5畳は広いのですが、工期を考えると今更家全体の間取りを考え直す時間的余裕が無く、致し方なく・・・。と言った所であります。
おかげで壁面が多くなり、DIYでの漆喰塗り面積が増えたのでありました。。。
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