長良杉パネルの使用事例

長良杉パネルの使用事例について紹介します。

内部造作材としての長良杉パネルの使用事例として多いのは、収納棚だと思います。
パントリーや下駄箱といった使い方をされているようです。
なかでも、本棚は多いのではないでしょうか。

【大開津の石邸】も、本棚を長良杉パネルで作って頂きました。

2階の階段脇の半間のスペースに、本棚を造り付けました。

本棚.jpg
構造・間取りの関係で、どうしても出来てしまったスペース。
収納庫(納戸)にするというプランもあったのですが、居室に棚を設けると後々使いにくいなぁという思いと、子供も含めて本に触れる共有の場所を作ろうとの考えで、この場所に本棚を設置したのでした。
2階の階段を上がった直ぐの場所は、フリースペースとしてPCカウンターを設置しています。(こちらは、後日改めて記事にします)

本棚の高さは梁の下面に合せてもらい、幅は柱までで納めてもらいました。
既製品を買っていては出来ない納まりとなります。

接近すると、更にこだわりがあります。

本棚(近).jpg
裏板になる部分に、羽目板を貼りました。
桧の羽目板(特一)、白鳥林工製です。
なぜ本棚は杉なのに、桧の羽目板なのか?

それは、管柱が一カ所あるからなのです。

柱と面一となるように羽目板を貼り、本が揃うようにしつつ、柱と羽目板は同じ樹種を使う。
こだわりです(笑)

本棚前のスペースが狭くなると使いにくいので、ギリギリの奥行き、文庫本を2列収納可能な240mmとしました。
棚板も蜜蝋ワックス仕上げです。

荷物を運び入れ、本を収納していきましたが、少し棚板が足りないようなので、DIYで追加しようと思います。
という事が出来るのも、無垢材の良さですよね。

もちろん、長良杉パネル(B)の予定(笑)

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