アベマキ学校机プロジェクト

「森と木のイブニングセミナー」と題して行われている、岐阜県立森林文化アカデミーの特別出前講座。
今回は、ぎふメディアコスモスにて「美濃加茂市アベマキの学校机プロジェクト」と題して発表がありました。


アベマキプロジェクト.JPG

このプロジェクトは、先日ウッドデザイン賞にて優秀賞(林野庁長官賞)を受賞されました。

「平日の午後、仕事終わりに」というコンセプトですが、郡上からは(帰宅ラッシュを考えると)ギリギリだなぁと思いましたので、途中で配達を絡めて、少々早めに出発させて頂きました。

私、ぎふメディアコスモスを実際に見るのは初めてでした。
木材業界にいるので、いろいろと話は耳に入ってきますが、完成した空間は”羨ましい”の一言。
とにかく広い空間でした。
平日の仕事終わりにもふらっと立ち寄れる公共施設。
ついつい、郡上の図書館と比べてしまいます。
もっと木材を使っても良いのになぁ、とも思いましたが。


さて、「美濃加茂市アベマキの学校机プロジェクト」を拝聴しまして、キーワードは
「地元の資源で地元の為に地域の人が作る」
「活動している人が何人いるか」
という2点だと感じました。

「里山千年構想」というベースがあり、鳥獣被害がきっかけだったかもしれませんが、プロジェクトに携わる方の「情熱(しきりに”アベマキ愛”と言われてましたが)」が周りに伝播していったのだと感じました。

やはり、「人」なんですよね。


里山のお話を聞きながら、ふと自分の子供の頃を思い出しました。
小学生の頃は、裏山でよく遊んでだり、耕作放棄地の田んぼで、野球をしていました。
日が暮れるまで、外でよく遊んでいたものです。
それこそ、誰の所有地かも知らない場所を無断で立ち入っていて、よく怒られなかったなぁと。

そんな裏山も、地元を離れていた間に開発されてしまい、面影は無くなってしまいました。
田んぼは、住宅になっています。
なんだか寂しい思いです。


さて、このプロジェクトは、ここからがスタートとのこと。

まずは来年の成果が楽しみです。



今回のセミナーは、こちらから情報を頂きました。https://www.facebook.com/wkenjism/posts/1079994128732153



アベマキ学校机.JPG

こんな学校机が出来上がるようです。

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