一ヶ月ほど咳が止まらず、いい加減諦めて病院へ行った時の事です。
診察の待合室で、3列くらい後ろからお爺さん達の話す声が聞こえてきました。
最近は材木が安くてかなわん。立米1万くらいじゃ。近いとこにサテライトができたで、まんだいいもんの、それでも運賃かかるで、下手したら金払って木を伐らんならん。そんなんなら、伐らん方がえぇ。
というような内容。
本音でしょう。
40年、50年育てた木の値段。
手入れされた山から搬出される材は、値が付きます。
林業と製材業に関わる弊社。
素材生産業としては、なるべく高く買ってほしい。
製材業としては、なるべく安く買いたい。
1万/m3の材は、手をかけた山なのか?
全てを確かめたわけではないので、判断できません。
少なくとも、弊社で使用する杉丸太は、1万/m3では買えない事は事実です。
弊社が制作する長良杉パネルは、当然岐阜県産材。
そして、出来る事なら郡上産材が理想。
地産外消。
岐阜県では、A材加工量をH28年度に30万m3にする計画が動いています。
ただしい方向性なのか!?
行政の悪い癖なのではないかと。。。
ちなみに、白鳥踊りの『八ツ坂』の歌詞に
九つこの山 株代が高い~
とあります。
勘定すると、もんぺも買えないと。
儲からないのは、世の常?
ほどほど、ぼちぼちなのでしょうか。。。
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