8月も終盤。
請負現場の進捗状況はというと、まだまだ仕事が残っています。
そんな中、戦力になりつつある3年目の二人は、先週から今週末までFW3年目研修で不在となっており、現場の進捗に多少なりとも影響が出ている状況。
それでも何とか人員をやりくりしながら、工期に間に合わせるべく励んでもらっています。
2箇所に分かれて同時進行の請負現場。
現場代理人同士で人員のやりくりを交渉しながら、最適解を見つけられたらと思います。
さて、昨日は工場の方でも、請負現場のトラック運材に一人、配達に一人を取られ、人員不足気味。
カットサンプルが少なくなってきたので、工場で作業したついでに、少々手伝ってきました(足手まとい?)。
右奥で注文を頂いている唐松パネルの制作、左奥では長良杉パネルの規格品(21×1000×1820と30×1000×2600)をそれぞれセットしていました。
(長良杉パネル 21×1000×1820のセットの様子)
(長良杉パネル 30×1000×2600のセットの様子)
なんども紹介してますが、全部手作業でやってます。
手間は掛かりますが、品質を確保するには重要な作業と捉えています。
私は、唐松のモルダー出口での作業。
(唐松パネル、セット前)
出てくる材に欠点はないかを、木材チョークを片手にチェックしながら取り出して行きます。
削り残し、割れ、カビ、死に節には容赦なくマーキングしていきます。
ここで見落とすと、後工程でのやり直しが発生してしまうので重要な作業です(そんな重要な仕事を私がしていいのか?という疑問は、この後工場長が責任もってチェックするということで・・・)。
どんどん排出されるラミナのスピードに負けないよう対応するのは、久々の現場作業の私にはアップアップ。
モルダー掛けされた唐松から放たれる香りや木目の美しさに癒されながらの作業で、「やっぱ、現場がいいな・・・」と思ったのでした。
あまりにも唐松の木目が美しかったので、カメラを取り出して写しておりましたら、排出される材が溜まりだし大慌て・・・汗)
最近でこそ、その強度に注目され合板への利用で人気が出てきている唐松ですが、材に触れていると「合板ばかりでは勿体ない・・・」という想いが強くなります。
内装材として使ってもらい、色艶を愉しんで貰いたいという想いがムクムクと湧いてくるのでした。
腕組みしながら、難しい顔で工場内をウロウロしてる姿をみたら「(おいっ、仕事しろやー!)」と思われてしまうかもしれませんがね。
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