ヤブ漕ぎ

梅雨に入ってからも分水嶺を越えて日本海側の山中山は
雨が少なく順調に仕事が進んでいます。

たけのこ採りも落ち着いて通称・春ゼミ(?)という
セミの声が響き渡っていて夏本番と言う感じすらします。

現在僕は伐採担当でスギの植林地からカラマツ林へと
移動してきました。少し前にはたけのこの最盛期で
休憩時間に夕食のおかずが採れるとっても幸せな時間を
過ごさせてもらっていました。

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しかし今ではそのたけのこが邪魔で邪魔で・・・。
目をつぶって想像してみて下さい。この中を歩き回りたいですか?
もしかするとクマと出くわす可能性だってあります。

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現場では作業路という材木を搬出する道を作って
その道に向かって木を倒しています。長いところでは150m位
列状間伐といって1列集材線が張れるように切り開けていきます。

作業前はこんな感じです。

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作業後はこんな感じです。

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チェーンソーがあるので笹薮を切りながら進めるのですが
笹を切るとすぐに刃が切れなくなるし、前が見えないし、
笹が刺さるしスギと比べると非常に手間が掛かります。

今日からはグッチー1号とK君と施業効率化研修です。
しばしヤブ漕ぎの刺激から離れて下界の暑い所で勉強してきます。

(つしけん)

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